ブログの才能がない人に求められる最後の武器は「続けること」だと思う。




ブログを始めて1年。

僕にとってブログを書くということは、出口の見えない暗闇の洞窟を手探りで歩くようなものだった。

 

見切り発車で始めたこのブログが果たして将来どうなっているのか?

色々と思うところはあるが、ようやく暗闇の先にある光が見えてきたようにも思う。

 

僕はブロガーという存在を深く知らなかった。

そしてブログがお金になる事も知らなかった。

だけどブログを書いてみたいと思った。

 

なぜブログを書いてみたいと思ったのか?

それは日常に在るその一瞬を、まるでカメラのシャッターを切るかのように、文章で表現する人たちに憧れたからだ。

 

ブロガーはすごい。

周りを見渡せば才能のある人ばかりだ。

 

それと比べて僕は、なんと鈍足で見込みのない男なのだろう。

もしかすると僕にはブログの才能がなかったのかもしれない。

 

しかし、1年で分かったこともある。

そう・・・ブログの才能がない人に求められる最後の武器は「続けること」だと思う。

分からないことが分からない

ブロガーになりたい。

ブロガーになってブログを書きたい。

 

書きたければ書けばいいと思うかもしれない。しかしどうやって始めればいいか最初は分からなかった。

サーバーにドメイン?無料ブログ有料ブログ?分からないことが分からない。正にそんな心境だった。

 

しかし、「あえて分からないことに挑戦する」という謎のやる気と指針が僕を支えていた。

「どうせ何も分からないなら一番分からないことに挑戦しよう」そんな思いがあった。

 

色々と苦難はあったが、ブログの運営を決意し準備すること3週間、僕は去年の8月に念願のブログを開設した。

 

ブログが楽しい

開設してから1週間。

1日の平均PVは5人。

掛け値無しに嬉しかった。

 

「この世界のどこかに僕のブログを読んでくれている人が5人もいる!」そう思うと、情熱が止まらなかった。

アナリティクスに表示される「リアルタイム/現在のユーザー数『1』」という表示に、胸が躍る毎日だった。

 

ブログが楽しい。

書くことが楽しい。

 

自分の思いを表現できるブログは、僕のライフワークであるギターとも重なり、ブログを開設して良かったと心から思った。

 

稼げることを知る

開設してひと月。

最初は楽しかったが少し様子が変わってきた。

 

何となく分かってきたことがあった。

「どうやらブログは稼げるらしい」

 

当時の投稿していた記事数は8記事。

気まぐれというか興味本位で、特に深く考えずGoogleアドセンスに申請したところ、あっさり審査が通ってしまった。

 

この瞬間に僕は「ヤバい」と感じた。

嬉しさの反面「このままだと僕はブログを嫌いになってしまうかもしれない」という直感が、頭を駆け巡っていた。

 

これまでの経験から、お金が絡むとろくなことがないということを痛いほど体験してきたし

「あんな紙切れや硬貨に自分の人生を左右されてたまるか!」という思いが僕にはあった。

 

きれいごとに感じるかもしれない。

だけど確かにその思いが僕にはあった。

 

そう・・・この日から「お金なんかにブログの楽しさを邪魔されてたまるか!」という思いと戦う日々が始まってしまった。

 

人生を映し出すブログ

手が動かない。

何を書けばいいか分からない。

 

お金を意識するようになったことで、手が止まってしまい、記事の更新が止まり、思考も停止してしまった。

因果関係は分からないが、まるでブログの状況が反映されるかのように、僕の人生も下降線を辿ることになる。

 

体を壊した。

会社をクビになった。

ストレスで太ってしまった。

何とか立ち直り再就職にはこぎ着けたものの、ようやく仕事に慣れ始めた頃に、彼女がうつ病になってしまった。

 

ブログ更新しなきゃ

記事を書かなきゃ

一行でも一文字でも

 

しかし、そう思うと余計に書けなかった。

焦るほど状況は悪化するばかりだった。

 

ふと気づけば、まるで自分の人生を投影するかのように、僕のブログも時が止まり悪循環から抜け出せなくなっていた。

 

日記でもいいじゃないか

人生は急に好転しない。

それはブログにも同じことが言えると思う。

 

彼女を元気にしたいと考えていた僕は、にしのあきひろ氏の「えんとつ町のプペル展」に足を運ぶことにした。

もともと絵本が好きだということもあったが、なんとか今の状況が変われば、気分が少しでも上向きになれば。そんな思いがあった。

 

狭い空間に浮かぶ光の一枚絵。

ふと隣を見ると、彼女が笑ってくれていた

 

その日の帰り道、何とも言えない夕日と彼女の笑顔が僕は忘れられなくて、この思いを書き留めたいと思った。

 

選択したのはブログだった。

別に手帳でもなんでもよかった。

だけどなぜか自然とブログを書いていた。

 

明らかに日記ブログだ。

しかし書くことが楽しかった。

 

気づけば「ブログ=お金」という図式はどこか遠くへ消えてなくなり、夢中でブログを書いている自分がそこに居た

 

久しぶりの更新。

前回の更新から4か月が経っていた。

 

色々とあったが、時が止まった僕のブログは、また新たな再スタートを切ることができた。

 

ゴールを決めることを諦めた

ブログは苦労が尽きない。

楽しいことなんて割合的には2%くらいだ。

でもブログを通じて色んなことがあった。

 

日常では知ることのできない人達と知り合うことができ、ツイッターのフォロワーも1000人を越え、リアルに交流する人もできた。

感謝のメールをもらい、多少のお金にもなり、今ではこのブログが彼女へのラブレターとしての役割も担っている。

 

そして順調に記事を更新している今。

改めて感じていることがある。

 

ブログのゴールを決めないことにしよう

 

PV数なんて気にしなくていい。

収益なんて考えなくていい。

楽しければいいじゃないか。

 

そもそもブログのゴールを決めること自体が間違っているということを学べただけでも、僕はきっと恵まれていると思う。

 

続ける才能

ブログの才能とはいったい何なのか?

 

お金を稼ぐことか?

それとも、たくさん読まれることか?

もしくは、影響力を与えられることか?

 

だとしたら僕には才能がない。

こればかりは仕方ないが事実だ。

 

だけど、そんな才能が無い僕でも1年ブログと向き合って分かったこともある。

それは、ブログの才能がない人に求められる最後の武器は「続けること」だと思う。

 

誰かが「ブログで勝つためには鉄棒にぶら下がり続けること」と言っていたが、これは恐らく間違いない。

ぶら下がり続けることができれば、勝ち負けの基準は別として、僕らは必ずブログで勝つことができるだろう。

 

だから最後に勝とうじゃないか

「続ける才能」で最後に勝とう。

 

ブロガーはすごい。

周りを見渡せば才能のある人ばかりだ。

 

だけどそれがどうした?

 

僕は僕のペースで。

あなたはあなたのペースで。

ブログを続けよう。









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